永添泰子
こんにちは初めまして永添泰子です。この会ができた経緯をご説明させていただきます。
私はジャーナリストの伊藤詩織さんが2017年に初めて記者会見を開かれた時から、伊藤詩織さんを応援して来ました。「Black box」も出版されると聞いてすぐ予約して読みました。「Open the Black box伊藤詩織さんの民事裁判を支える会」が設立された時はキックオフ集会に参加して、できる限り傍聴に並んだり、報告集会に参加しました。私は2012年からツイッターに投稿しており、Black boxの感想や、山口敬之氏の書かれた「月刊Hanada」掲載の記事を読んだり、この事件について書かれたさまざまな記事、それから、裁判記録を傍聴されて、記録の写真をアップしてくださっている方の投稿を読んで、自分の意見や感想を投稿して来ました。
それらの投稿について、去年の6月頃、山口敬之氏が、facebookに私を名指しで名誉毀損で訴えると書いていると、フォロワーの方が教えてくださいました。その後、山口氏の代理人弁護士の方から、家に、内容証明郵便で、「山口氏を誹謗中傷する投稿をしているのはあなたではないか。何か言い分があるなら回答を6月30日までに送れ、という問い合わせの文書が届き、どうしたらいいか、神原元弁護士にDMで相談したところ、ZOOMでその夜相談に乗ってくださることになり、10分くらい相談して「回答すると、個人を特定する手間を省くことになる。とりあえず無視して提訴されたらその時また相談してください。」という意見をいただき、とりあえず無視することにしました。
その後は何もなかったのですが、12月24日の昼自宅に配達証明郵便で、東京地裁から、「山口敬之氏が、名誉毀損であなたを提訴したので、2月7日10時30分に、東京地裁401号法廷まで出頭すること。訴状に対する答弁書は、1月31日までに裁判所と、提訴した側の代理人宛に提出し、1部は自分で所持すること。」という内容の文書と、山口氏が私に、名誉を毀損されて傷ついたという該当ツイートの写しが送られて来ました。
この日は、金曜日で、翌日25、26日は土日にあたり、月曜日は27日で、その翌日はもう御用納めというタイミングでした。とりあえず、神原弁護士にDMを送り、「訴状の画像をPDFで送って」、ということで、年内になんとか訴状を送り、着手金は年明けに送って代理人になっていただくことになりました。
私にはツイッターを通じて知り合って日頃情報や意見を交わしあっていた方々がおり、私が山口氏のfacebookで提訴予告されたことも知っていて、その方々は、「もしも本当に提訴されたら、応援するよ。」と言ってくださっていました。その方々が、実際に私が提訴されてすぐ、私の民事裁判を応援してくださることになり、この会を作ってくださいました。
会のロゴの、トラの顔をしたダルマは、その中のお一人が、いくつか図案を考えてくださり、その中に、必勝祈願のダルマの図案があって、私が寅年なので、顔をトラに変えて描いていただきました。